Bordeaux Port de la Lune |
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古代ローマ以来の伝統を誇るワインの生産と海洋貿易がもたらした富を背景に、洗練された独自の都市文化を育んできたフランス南西の港町ボルドーは18世紀に繁栄を極め、パリに100年先立って都市整備が進められ、壮麗な古典主義・新古典主義の建築が立ちならぶ景観美をつくり上げました。
ボルドー市の全面的な協力を得て実現した本展は、先史時代から20世紀までボルドーの悠久の歴史と美術を展観します。 ドラクロワやルドン、ゴヤをはじめ、名高い 《角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)》 をはじめとする貴重な考古・歴史資料など約200点を超える多様な作品・史料をご覧いただきます。 |
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会期: 2015 6/23 [火]〜9/23 [水・祝] 展覧会は終了しました。 |
「ボルドー展」の開会式 & プレス内覧会の館内風景の画像です。 画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。 |
「ボルドー展」開会式 & プレス内覧会 |
太古の美の謎 「ローセルのヴィーナス」 初来日! |
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【展覧会の構成】 ― 「ボルドー展」の報道資料、他よりの抜粋文章です ― |
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本展は、ボルドー美術館、ボルドー装飾芸術・デザイン美術館、アキテーヌ博物館、CAPCボルドー現代美術館、ボルドー市立図書館、ボルドー市立公文書館と、ボルドー市が誇る6つの主要文化施設のコレクションを中心に構成されます。
ドラクロワ晩年の大作 《ライオン狩り》 をはじめとする、街にゆかりのある画家や作品を紹介するとともに、貴重な考古・歴史資料から、在りし日の市民生活を物語る華麗な装飾芸術品、さらにボルドーが文学思想界に輩出した偉大な
「3M」 ―モンテーニュ、モンテスキュー、モーリヤック―の著作や関連作品まで総数約200点の、幅広い展示を行います。 |
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「ボルドー展」の展覧会構成 (プロローグとエピローグを合わせて、7つのセクションで構成) |
「ボルドー展」の開会式 & プレス内覧会の館内風景の画像と、「ボルドー展」図録と報道資料からの抜粋文章です。 |
プロローグ ―起源 |
U 中世から近世のボルドー |
W フランス革命からロマン主義へ |
“世界一エレガントな街”を旅する |
「ボルドー展」 (プレス内覧会館内風景) |
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「今日のボルドー」 ―― 14世紀に建てられたカルトジオ会修道院に名前の由来をもつシャルトロン街は、近世以降、国際色豊かなネゴシアン(ワイン商)たちの邸宅や酒蔵が立ち並ぶ商取引の中心として、ガロンヌ河岸でボルドーの発展を支えてきた。 19世紀初頭には、低迷し始めた中継貿易の立て直しをはかるため、商工会議所はここに新たに、植民地から北ヨーロッパへと輸出されていく砂糖やコーヒーを保管するためのレネ倉庫を建設する。 そして20世紀、役割を終えたレネ倉庫は、保存活動の末に現代造形芸術センター(CAPC)の拠点となり、1984年には、改修を経てCAPCボルドー現代美術館へと生まれ変わった。 |
お問合せ:03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
参考資料:「ボルドー展―美と陶酔の都へ―」図録、 報道資料 、他。 |
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